クロスステッチのキットを選ぶ時、どんな基準で選んでいますか?
簡単に作れるものがいい!難しいものにも挑戦したい!などいろいろあると思います。
この記事では、いくつかキットを作ったけどもっとステップアップしたい!初心者向けから中級者向けへチャレンジしたい!そんな時の選び方を解説します。
あなたにぴったりのキットが見つかりますように。
毎日の制作が幸せ!になる図案
一番重要なのは「素敵な図案であるか」ですね。これ好き!かわいい!!作りたい!!!気に入った図案なら制作の時間が楽しく、ああ出来てきた…すてき…と、一針ずつに幸せを感じることができます。ぜひ毎日作りたくてワクワクするような図案を見つけて下さい。
お店でピンとくるものがない場合はネットで探すのがおすすめです。ネットでは今まで見たこともなかったような素敵なものに出会えます。特に外国のものは本当にかわいいものがたくさんありますよ。専門のサイトなどをぜひ覗いてみて下さい。(”ボシーズレッズの魅力”もどうぞ♪)
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自分に合った難易度
では次に重要なのは、難易度です。キットには初心者向け・中級者向け・星★★★☆☆等と表示されていますが難易度がどのように決まってくるのか見ていきましょう。
難易度はカウント、色数、大きさで決まってきます。
カウント(ct)って何だろう?
カウントとは刺繍する布の布目の大きさに関係があります。
キットにはジャバクロス細目、ジャバクロス中目や、9カウント、14カウント、18カウントなどの表示がありますので必ずチェックしましょう。
ジャバクロスは粗目→中目→細目の順番に布目が小さくなります。
カウントは9カウント→14カウント→18カウントと数字が大きくなるに連れて布目が小さくなります。
布目が小さいほど細かく難しくなります。
ちなみに
ジャバクロス25(粗目)= 6カウント
ジャバクロス35(中目)= 9カウント
ジャバクロス45(細目)= 11カウント
ジャバクロス55 = 14カウント
ジャバクロス65 = 16カウント となっています。
(こぎん刺しの布は18カウントです)
カウントの数が大きくなるほど細かく難しいということになります。
色数もチェック!
そのキットは何色の糸が使われているのか、色数ってあまり気にしないかもしれませんが、難易度にけっこう関係があります。
難しい作品ほど図柄が複雑で写実的になり、グラデーションを作るために微妙な色の糸が増えます。本当に微妙な色味になってくるので見分けるのも大変。刺す時も一色が一箇所にまとまっておらず、あちこちにちらばってたくさんの色を刺すので、難しいーー!!ということになります。
例えば苺一粒でも、赤一色なのか、赤と濃い赤とピンクと…と、何色も使われているのかで難しさが変わります。
キットに中にどんな色が使われているか確認してみてもいいですね。
(”クロスステッチにハマった理由”も合わせてご覧になってみてください♪)
この大きさ、作れるかな?
作品の完成時のサイズもしっかり確認しましょう。
特にネットで購入する場合は定規やメジャーで大きさを測ると、このくらいか…作れるかな…と購入の判断材料になります。思いがけず小さかったり、大きすぎると完成まで時間がかかりすぎて途中で放置…なんてことにもなりかねません。
また完成した時の額のことも少し頭に入れておきましょう。額付きのキットならすぐに飾れて便利ですがキット自体の値段は少し上がります。大きい作品のキットを買おうとしたら、この作品に合う既製品の額はありません、との注意書きがあり購入をやめたことがありました。あまり大きい作品だと額を探すのも大変なのかもしれませんね。
心を込めて作った作品、額に入れるとさらに引き立ちます。
私は額はまず100均で探しています。 …100均でも…引き立ちますよ!
(詳しくは”100均でOK!クロスステッチの額装”へ)
難易度を少しだけ上げたら楽しかった!!
まず、自分が今まで作ってきたものを振り返ってみましょう。
あれを作ってた時楽しかったなー。と思ったら、難易度がぴったりだったのでしょう。
あの作品すぐに作り終わっちゃって物足りなかったなー。という感想だったら、あなたには簡単過ぎたのかもしれません。
次に、その作品のカウント、色数、大きさを思い出してみましょう。新たに選ぶキットはそのカウントより少しだけ大きい数字のもの(布目の細かいもの)にしてみましょう。
ちょっとだけ難易度を上げることをオススメします。ちょっと難しい方が出来上がった時の達成感が違います。ちょっと ですよ。急に難易度を上げすぎて、お手上げで、放置。なんてことにならないようにしましょうね。
カウントが同じでも図柄で難しくも簡単にもなります。図柄にグラデーションがあるかどうかよく見極めましょう。以前14カウントでグラデーションありの小さな作品と、16カウントでグラデーションなしの大きい作品を作ったことがありましたが、14カウントでもグラデーションがある方が難しかったと感じました。色が入り組んでいるって、やっぱり難しいです。
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以上のようなことを考慮して自分に合った素敵なキット選んでみて下さい!!
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